ドリップ式で美味しくコーヒーを淹れる方法
こんにちは!
元喫茶店マスターで現在は不動産と喫茶店カフェ開業コンサルタント(株)カプリース代表の大谷です。
ドリップ抽出法は大きく分けてネルドリップとペーパードリップがあります。
昔はネルドリップが主流でしたが、初心者が始めるにはペーパードリップが適してると思います。
理由はネルドリップの場合、ずっと使ってるうちにネルの繊維の中にコーヒーの脂肪分などの成分が付着して目詰まりしてきます。
目詰まりするとコーヒー抽出液が落下する時の時間が長くなります。抽出時間は味に影響しますので、安定して同じ味が出せなくなります。
その為、毎回新しくペーパーを使用する方が味が安定するということです。
ペーパードリップ法もサイフォンと一緒で杯数が少ないほど味が出せなくなります。
初心者の方は最初は3〜4杯だてから練習してください。
ドリッパーはメリタ、カリタ、コーノなどが数多く使用されてますが、初心者はメリタが良いと思います。
これは僕の実体験の結果、初心者でも安定した味が一番出しやすいからです。
ある程度上達してきたらカリタに変更すれば、味のアレンジも出来るようになりますので技術の幅が広がります。
ペーパードリップの方がサイフォンよりも技術は簡単ですが、それでも淹れ方で味は大きく変わります。
ペーパードリップでのコーヒー抽出法【重要】
肝心なのは中心から湯を細く注いで「のの字」を書くように、円の大きさは500円玉くらいまでにすることです。
初心者の方がよくやりがちなのは、ペーパーの縁までいっぱいにお湯を注いでしまうことです。
上から見ると平面なので確かに全部に注ぎたくなりますが、ドリッパーの形はほぼ三角形です。
横から見ると真ん中に行くほどコーヒーの粉の量が多く、端に行くほどコーヒーの粉の量は少なくなります。
なので・・均一にお湯を注いでるつもりが、かえってムラのある注ぎ方をしています。
それともう一つ大事な点・・・
コーヒーの抽出とは・・灰汁取り
一定の量まで注いだら灰汁が下に落ちてしまう前にドリッパーを外してください。
注ぎ方にもコツがあって、ゆっくり過ぎてもダメです。ある程度のスピードも必要です。
きちんとした味が安定して出せるようになるまで、ひたすら練習してくださいね。
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