昔は喫茶店の出前は当たり前
こんにちは😃
(株)カプリース代表の大谷です。
今から45年前、僕が23才の秋頃の話です。
ある喫茶店で店長をしてました。
10階建てのビルの地下1階にお店がありました。
1階は銀行で2階から10階までは各企業がテナントとして入居してました。
そのお店はカウンター席が15席位、テーブル席が20席位のキャパだった様に記憶してます。
そのお店を3人で回してました。
そのビルに入ってる各企業のサラリーマンやOLがメインの顧客でしたが、中には一見さんも結構いました。
飲食店の場合、客席の数によって大体売り上げが決まってきます。
でも・・喫茶店やカフェは出前をすることで売上げを伸ばすことが出来る業態なんです。
そのお店も毎日出前があり、夕方にバケツを持ってエレベーターで一旦10階まで上がり、各階のコーヒーカップを回収しながら階段で降りて行きます。
小さいお店でも出前を上手く活用すれば売り上げは上がります。
お店の席数は関係ありません。
ここからはちょっと余談ですが・・
ある日の夕方、たまたま僕一人しかスタッフがいない時がありまして、いつも出前に行く会社の社員の若い女の子が出前の注文にお店にやってきました。
いつもは電話で出前の注文が入るんですが、何故か直接お店に来たのです。
僕は「すいません!たまたま今日は僕一人なので、出前行きたいんですが無理なんです・・」と言うと
その女の子は「困ったな〜!会社に来客で、上司の命令でどうしてもコーヒーがいるんです・・何とかなりませんか?」
少量ならその子に持って帰ってもらうんですが、とても女子一人で持ち帰れる量ではありません。
僕もどうしたもんかと思案して「じゃあ、僕の代わりに少しの間だけ留守番してて貰えますか?」と言うと、
その子が「分かりました!じゃあお願いします。」となって
無事出前することが出来ました。
今思えば他人に店を見てて貰うなんて無茶苦茶な話ですが、一つのことを2人で成し遂げた様な、妙な連帯感が生まれたのです。
それを機に何故か毎日その子がお店に来る様になりました。
そして・・
今現在、その子が僕の妻になってます!
人生何処でどうなるか分かりませんねえ・・
今回はこの辺で・・ではまた!
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