前回の記事が好評につき今回はもう少し掘り下げて説明します!
こんにちは!
元喫茶店マスターで現在はカフェ開業コンサルタント(株)カプリース代表の大谷です。
まずペーパーにコーヒーの粉を杯数分入れます。
その後ドリッパーを優しく左右に振り、粉を平らにします。
あくまで優しくです。
軽く1〜2回横に振るだけで平らになります。
決してきつく横から叩いたりしないようにして下さい。
きつくするとコーヒーの粉同士が詰まって、お湯を注いだ時に上手く全体に行き渡らず、抽出時間に影響します。
常に一定の味を出すためには、抽出時間も常に一定にして下さい。
そしてコーヒーの粉をセットしたら、いよいよお湯を注ぐのですが、お湯の温度は沸騰したままではありません。
いちいち温度計で測ったりはしませんが、目安として一度沸騰しブクブクとした泡が鎮まった頃を目安とすれば良いです。アイスの場合はそのまま使用します。
ホットの場合は更にそのお湯を細口ドリップポットに入れ替えると、数度温度が下がり丁度適温になります。
そして3〜4回に分けてお湯を注ぐのですが・・
<1回目の注ぎが1番大切>
コーヒー粉の蒸らしになります。
これも以前の記事で説明しましたが、粉の中心にだけお湯を注いで下さい。
中心にだけお湯を注いでも、最初に粉を平らにならしてる為、勝手にペーパーの淵まで流れてきます。
皆んな満遍なく注ぎたい思いから、ペーパーの淵までお湯を注いでしまいます。
そうすることによって、かえって粉全体にお湯が満遍なく行き渡りません。
理由は中心ほど粉の量が多く、淵にいくほど粉の量が少ないからです。
それとゆっくり注げば良いというものでもありません。
ドリッパーの穴からポタポタ抽出液が落ちるより早く、全体にお湯を行き渡らせる為には、ある程度の速さが必要です。
<美味しいコーヒーを淹れるには何度も練習するしかない>
これは文章では中々説明し難いのですが、何度も繰り返して練習してコツを掴むしかありません。
僕の意識としては地下のマグマが下から盛り上がってくるようなイメージです。
上から注ぐのではなく、下から注いで粉を上に持ち上げるような感じです。
ちょっと解りずらいですよね〜…次回へ続く
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今回はこの辺で・・ではまた!
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