建物の構造にもいろいろな種類がある
こんにちは😃
不動産コンサルタント兼喫茶店カフェ開業コンサルタントの大谷です。
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建物の代表的な構造として・・次の様な種類があります。
- 鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC)
- 鉄筋コンクリート造(RC)
- 鉄骨造(S)
- 木造(w)
中には一階が鉄筋コンクリートで2階から上が木造などの混構造という建物もあります。
大昔からある建て方ではないので、地震に対する実績などはまだ不明確な部分もありますが、構造体の揺れ具合が違うので、今後どの様な結果が出てくるかは分かりませんね。
高層マンションや高層ビル又は分譲マンションは殆どがSRCかRCです。やはり耐震性には一番強い構造です。
そして一般のマンションや小ぶりなビルになると、鉄骨造(S造)がたびたび見られます。
鉄骨造は耐震性に関してはSRCやRCには劣るものの耐火性は優れています。
一般のマンションや小ぶりなビル、中には戸建て住宅でも鉄骨造が見られるのは、やはりSRCや RCに比べると安価だからです。
なので同じ間取りや広さが同じマンションを賃料で比べると、鉄骨造のマンションの方が安いです。
やはり建築費に差があるので、その分が賃料に反映されています。
<住居の場合は、SRCかRCがおすすめ>
鉄骨造の場合、やはり遮音性が劣るので、隣や上下階から騒音のクレームが出ることが多いです。
管理をしてたマンションでも騒音のクレームが出るのは、決まって鉄骨造でした。
またSRC(又はRC)か鉄骨造かは、見ただけで判断できる方法があります。
マンションを外観で判断するんですが、正面はタイルなどで綺麗に化粧されてるので分かりません。
その時はぐるりと回って建物の横側か後ろ側を見て下さい。
鉄骨造の場合は大体60cmほどの幅で切れ目があります。
これは鉄骨造の場合、鉄骨の柱を組んで、壁にALC板と言うパネルをはめ込んでいく工法です。その時のパネル同士の継ぎ目が見えてるんです。
継ぎ目はコーキングなどで防水もしますが、やはり中に鉄筋が入ってないので、衝撃には弱いです。
SRC(又はRC)の場合は、中に鉄筋が縦横無尽に張り巡らせてるので頑丈さがまるで違います。
<実際に合った衝撃的な出来事!>
ここで実際に僕が経験した話を一つ紹介します。
ある日、管理してるマンションの入居者から電話がありました。
話を聞いてみると昼間出かけてて、夜遅くに帰宅すると、部屋の壁が外れて室内にめり込んでるとのことでした。
最初は何のことか分からず、早速現地に見に行ったのですが、室内に入って唖然としました・・
その部屋は単身用ワンルームの一階の角部屋ですが、壁が外れて室内に入り込んで、室内から外の景色が見えてるんです。
そのマンションは月極駐車場の隣に建っており、酔っ払った運転手が車の操作を誤って、その部屋の外壁に衝突したと、後で警察から話を聞きました。
運悪くその部屋が角部屋で,隣が駐車場だったことが不幸の原因でした。
幸い入居者本人は不在で助かりましたが、狭いワンルームですので、もし在宅中だったら、大怪我か運が悪ければ命を落としてたかも知れません。
ALCパネルは割れてもいませんでしたが、継ぎ目からゴッソリと外れてました。
その時にやっぱりSRC(又はRC)がいいなと心から思った次第です。
鉄骨造の建物の一階で、隣が駐車場の方は気をつけましょうね!
今回はこの辺で・・ではまた!
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