店舗の家賃は嫌でも掛かる固定経費
通常、喫茶店やカフェを開業する時には、一部の人は自宅の一階を改装して開業する人もいるでしょうが、大概の人は貸店舗を借りて営業すると思います。
今回は、店舗の家賃について考察したいと思います。
こんにちは!
カプリースの大谷です。
初心者でも無理なくカフェが開業できる - カプリースの古民家カフェ開業サポート
通常は採算ベースとして、月の売り上げは家賃の10倍が必要と言われています。
しかしこの数字は結構キツイです。
例えば家賃が10万円の場合、月の売り上げは100万円が必要です。
月の営業日数が25日だとすると、一日の売り上げは4万円必要です。
一日も休まず営業したとしても、3.3万円は必要との計算になります。
今の時代、大手チェーン店に市場を食われてる状態で、個人店ではこの数字は大変です。
なので以前の記事でも書いた様に、別の業態を組み合わせて、売り上げをアップしなければならないのです。
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<家主にとっても家賃収入は大事な生活収入資源>
売り上げに関わらず、家賃は毎月定額が発生します。
個人店でもし病気になって、しばらく休業しても、その分家主は家賃を日割りで差し引いてくれたりはしません。
家主もその家賃を生活費に充ててる人もいるので、自分の生活を犠牲にすることも出来ません。
あんまり流行ってないお店でも、気の毒とは思っても、家主も生活がかかっています。
実際のところ、僕の父も施設に入所してますが、年金とわずかな家賃を施設の支払いに充ててます。
不足分は貯金を切り崩してやり繰りしております。
ここで家賃の滞納があると、家主にとっても死活問題です。
不動産業界でも、コロナ禍で営業不振になり、家賃の滞納や減額交渉も、かなりの件数で発生しました。
でも家主も皆んなが裕福ではありません。
大変なんです。
<店舗付き住宅の購入も経費削減の一つ>
ここで一つの案ですが、古い戸建てを安く購入して、開業することもアリではないでしょうか?
店舗付き住宅を購入して、住まいと職場を一緒にする事で、経費を削減することが出来ます。
余裕があれば戸建てを全て、店舗に活用しても良いでしょう。
今流行りの古民家カフェです。
自己所有物ですので改装も自由です。
いちいち家主の許可を取る必要もありません。
賃貸だけではなく購入も一考してみては如何でしょうか?・・
今回はこの辺で・・ではまた!
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